=lesson=




「みんなひどすぎだよ!」

映画のクルー達が泊まるホテルの一室で、オーランドは目の前の男に声を荒げた。

「変だと思ったんだ。リジィだけがぼくを飲みに誘うなんてさ。

 いつもは愉快なホビットたちが連れ立ってくるんだからね。」

それなら気づけばいいのに―― と思ったが、ヴィゴはあえて口にしなかった。

そう言えばこの子供はものすごい速さで否定して反論するとわかっていたから。

「ロビーを出たらいきなり押さえつけられてこそばされるんだよ?

 よってたかってぼくをいじめるなんてほんとに君ららしいよ。」

ため息と共に吐き出された嫌味は受け流して、ヴィゴはにこりと微笑んでみせた。

「お褒めにあずかり光栄だ。」

「ほめてないっ!!」

冗談を言うとすぐさま否定された。

そんな子供じみたところも彼の可愛いところだが、どうやら本当に怒らせてしまったらしい。

「もういいよ。おやすみ。」

言うなりオーリィはベッドに飛び乗り、こちらに背を向けた。

その拗ねた態度がまた可愛くて、ヴィゴはやさしく目を細めた。

それでもさすがにこのまま拗ねられていると後々面倒なので解決は早めに限る。

何よりその背が自分の声を待っているようで。

「オーリィ」

ヴィゴがベッドに座ると、ギシリとスプリングが音を出した。

口を引き結んだ横顔を眺め、そっと頬を撫でる。

それだけでオーリィの体に入った力は緩まり、きつく閉じられていた目は開いた。

ヴィゴは上体を倒して横向きのオーリィに覆いかぶさるようにして、耳元でもう一度名を呼んだ。

「オーランド」

「あんたは卑怯だ。ただでさえぼくの方が年下で経験不足だっていうのに。

 そんな風にささやかれたら勝てるわけないじゃないか。」

オーリィはまだ拗ねているようだったが、ヴィゴの方へ向き直り首に腕を絡めた。

ヴィゴはそれを満足したように笑った。

「大丈夫さ。経験不足は問題じゃない。
 
 これからわたしがじっくりと教えてあげるよ。いろいろとね。」

一瞬後にその言葉の意味をさとったオーリィは、首に絡めた腕に力を入れてヴィゴを引き寄せた。

「よろしく、先生。」



最初に教えられたのは、吐息も溶けるような情熱的なキスだった。






☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

ぎゃー!ゲロ甘!!

こんなもの送ってごめんなさいげにさん!

集団いじめの話を詳しく知らないので捏造もいいところです;

最初に考えていたネタと少し変化してしまったのはナイショです。

ヴィゴとオーリィのイメージを崩さず書けたか心配。オーリィが誘い受けっぽいのは私の趣味です。

短い上に稚拙な文章ですみません!お付き合いいただいてありがとうございます!!

これからもよろしくお願いします。

秋月シオン

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

キャー素敵素敵素敵ーッvvvvvヴィオラですよ!オーリィがすねてますよ!ヴィゴが素敵ですよ!

イヤン良すぎます秋月さんvヴィオラってかんじです。(どんなだ)これが正しいヴィオラ。(マジか)

オーリィがかわゆくてかわゆくてあああ愛しすぎる・・・v

わたしなんぞがこんなに素敵小説もらっちゃってよろしかったでしょかね。

私のほうこそヨロシクですv秋月さんどうもありがとうございましたーvvv



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